ご紹介からご依頼いただきました。
築15年の建物です、道幅の大きな道路に面しており長時間西日が強く当たるのでシーリングは劣化していて防水機能が損なわれている状態でした。実際、過去に数回少量ですが雨漏りした経験があったそうです。
そこで今回お勧めさせていただいたシーリングは、オート化学さんの「超耐シーラーTF2000」で、耐候性が非常に高く、暴露に強いのが最大の特長で塗料密着性が良く、塗装下地用としても適しています。

外壁サイディング表面は、築年数の割に傷みは少なく、日が差し込み難い面では劣化がほとんど見られない状態でしたので
違和感を感じ図面をお借りして調べてみると、やはりフッ素コーティングしているサイディングを使用していました。
光触媒、無機、フッ素などの高耐候のコーティングを施してあるサイディングは、紫外線に強く汚れが付着しに難い一方、塗料も付着し難い面があり「難付着サイディング」と呼ばれています。
知識のない塗装業者が一般的な下塗り材で塗装してしまうと密着不良を起こす恐れがあり、あとで大変なことになります。
「難付着サイディング」には下塗りに高性能多機能シーラーを使うことで安心して塗装することが可能です。
今回は関西ペイントさんのアレスダイナミックシーラーマイルドを下塗りに使用し、ラジカル制御型シリコンのダイナミックTOPで仕上げさせていただきました。

関連する記事

高耐久塗装されたサイディング

シーリングの種類と当店のオススメ