「外壁塗装パック〇〇万円」ホームページやチラシで目にすることがあります。

けっして最安値がいけないと言っているわけではありません。

ですが、果たしてそれが実現するのか？また、その価格で本当に必要な塗装ができるのか？

結局のところ重要なのは、その外壁塗装工事にかかる価格が適正であるかどうかです。

価格と工事のバランスが重要

重要なポイントは、価格と工事のバランスです。

高額な塗り替えをするのに、値段を気にするのは当たり前ですが、値段だけを気にするの間違いです。

安いのが魅力になるのはもちろんですが、安いものには必ず理由がありますし、高いのにも必ず理由があります。

外壁塗装工事で問題なのは、実際に施工する職人が安い工事代金で施工させられる現状が一番失敗を招く原因です。

塗り替えを検討される方の望みは「良い仕事をできるだけ安く」であって、「安ければなんでも良い」では決して無いはずです。

ですので、安かろう悪かろうの提案は意味をなさないと思っております。

塗装工事の見積り価格は、目の前の完成している物（電化製品や車）の価格とは異なり、これから行われる作業の対価であり未完成であるがゆえに不確実性を含んでいます。

誤解を恐れず申しあげると、多くのお客様に見えているのは金額と使用塗料だけで、綺麗に仕上がってさえいれば、長持ちする施工方法かどうかは、チェックしようがないからです。

内容が良くわからないことを他人に任せるわけですから、価格を云々する以前に信用できる業者かどうかを最優先にお考えになることをお勧めいたします。

お客様の予算に応じた施工方法を提案します

塗装工事は塗料から施工方法まで、本当にピンからキリまであります。

ですので、いいものばかり選んで施工をすると、どんどん価格が上がってしまうこともあります。
例えば、全てシリコン樹脂の仕様と無機樹脂の仕様では、数十万変わります。

重要なのはサイクルコストです。極端ではありますが「外壁が15年持っても、屋根が5年しか持たない」といったことが起こらないように「外壁が15年なら屋根も15年」といったバランスが大切なのです。

また、これぐらいの金額でできないかと予算の提案があれば、その金額内で塗料の種類、施工方法など逆算して、見積りに反映させることもできます。これも、プロとしての重要な仕事です。

様々な施工方法がありますので、予算が限りがあれば「サイディングの外壁の場合は、シーリングだけは打ち替えましょう」など、こちらだけは最低された方いいという工事を提案することもできます。

私自身がお施主様の立場に考え提案することによって、プロとして適切な判断が可能になっております。