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お問合わせ

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足場工事の作業時間

一般住宅の外壁塗装の足場は、運搬、足場組立、解体全ての作業を合わせると1.5~2日間の作業日数が必要です。

足場の枠組み作り自体は、鋼管と足場部材を繋ぎ合わせ、スピーディーに行われますが、鋼管パイプを打ち込む際にハンマーを使う作業があり、ハンマーによる騒音が周囲に響いてしまい、近隣の皆様にご迷惑をかけてしまう事もあります。

ですので効率よくスピーディーに作業を進められるように以下のような配慮を事前に行っています。

・事前に現地調査を行い、建物の採寸を細かく行う

・足場図面を作成し必要な足場部品の種類と数を決める

・予め足場の運搬方法・組立手順を考えておく

・トラックに作業しやすい順番で足場部材を積み込む

・足場着工日の当日は、トラックで足場部材を速やかに運搬する

・事前に近隣の皆様に工事のお知らせとご協力をお願いする

 

しかし市街地や古い町並みでは隣接する道路幅や隣の建物とのスペースがない事が多くあります。

以下ような場合には足場工事の作業時間が掛かり、増員が必要な場合や一日で足場工事が終わらない場合があります。

・足場業者のトラックが建物の近くに駐車できない(足場部材の搬入に時間が掛かる)

・敷地内に足場部材の搬入が困難(狭所や進入経路が限られている場合)

・足場を掛ける建物周りに植栽や荷物がたくさんある(障害物を避けて組み立てる必要がある)

・3階建て以上の建物やの大きな建物

 

また以下のような場合には、事前に塗装業者がお隣に許可をもらい、お隣の敷地を使わせてもらう必要があります。

・隣家とのスペースがほとんどない

・隣の敷地を通らないと部材を搬入できない

・自宅の敷地では足場を立てるスペースが足りない

まとめ

一般的な戸建て住宅の外壁塗装足場の場合、2~3人で作業を行うと足場の組立てが約1日(6~8時間)、解体が約半日(3~5時間)で完了します。

作業時間をしっかりかけて安全に足場を組み立てなくてはいけない理由は、お客様の大切な住まいを傷付けないためと外壁塗装の作業をする職人の命を守るためです。
特に足場工事は、一歩間違えれば大きな事故になりえるので、足場の組み立てと解体には細心の注意を払いながら作業する必要があります。

足場工事を何となく眺めていると、簡単に作業している感じに見えますが、足場の組み立てには資格がなければ組み立てられないほど建築や建設現場において重要な工事と言えます。