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当店の見積書について

現地調査が終わったら、塗装業者から手渡される見積書。
しかし、普段目にすることのないものなので、どこを見ればいいのか困ってしまうでしょう。

塗装工事の際、作られる見積書は、各業者さんによって様々な書き方があります。

今回は当店の見積書について説明していきたいと思います。

 

見積書説明

当店のお見積りは通常、「仮設工事」「屋根工事」「外壁工事」「付帯工事」「諸経費」の5項目以上に分けています。
「屋根工事」「外壁工事」「付帯工事」は工程順に、メーカー名と使用材料名、塗回数を記載しています。


見積日:現地調査をおこなった日ではなく、お見積書をお渡しした日になります。

工事件名:工事件名の横にプラン名と塗膜保証期間(工事完了後に別途保証書を発行いたします。)

工事場所:現場住所

工事期間:ご契約前に、お客様のご希望をお聞きした上で調整いたします。
悪天候により、着工日や工期に多少ズレが生じる可能性もありますので、契約書に記載する工事期間は、ゆとりを持った期日を設定させていただいております。

取引方法:通常、工事完了後一括払いをお願いしております。請求日より一週間以内にお振込みにてお願いたします。
マンションや工場など施工金額が大きい場合には、別途ご相談させていただきます。

有効期限:昨今の原材料の高騰で、メーカーや塗料販売店から幾度となく値上げの知らせがありました。
世界情勢は変わらず不安定で、またいつ値上げがあるのか分かりませんので見積
日から1か月とさせていただいております。

 

MAIL欄は迷惑営業メールの対策として消させていただいております。

 

・仮設工事

足場の組み立て・解体や飛散防止メッシュ養生シート貼りは外壁塗装にだけ必要なのではなく、屋根や付帯部の塗装など
すべての作業に必要ですので仮設工事として記載しています。

足場の組み立て数量は軒先の外周と工事に必要な高さから算出します。
(一般戸建ては屋根塗装有りは高さ7.5m、無しは6.5mで算出することが多いです。)

現場の状況次第では以下のような項目が追加されることがあります。

昇降階段設置 昇降ハシゴ設置

狭小部手間(建物と隣の建物との間が狭く搬出入に時間が掛かる為)

搬出入手間(建物からトラックまでの距離があると搬出入に時間がかかる為)

補強手間(通常の組み立て以外に補強が必要な場合)

 

・屋根工事(屋根塗装工事)

ここからの項目は、実際に工事を進めていく工程順に記載しています。
上の見積書ですと、
高圧洗浄→鋼板部下塗り(下地処理共)→シーリング→縁切り部材取り付け→下塗り2回→上塗り2回
見積書通りの工程で進めていきます。

塗装工事だけでなく、カバー工法など他工事の場合でも工程順にし、お客様が理解し易いように記載しています。

屋根工事で追加される恐れのある項目として
屋根足場架け払い(6寸勾配以上の急勾配の屋根の場合には、作業内容や状態によっては別途足場が必要になることがあります。格子状の足場や足場上の資材置き場)

 

・外壁塗装工事

数種類のサイディングや外壁材を使用している建物の場合には、使用している外壁材の特性によって仕様や色を変えることが多いので、塗装面積、シーリングの長さなど、すべて別項目で記載します。

シーリングなどの細長い箇所の場合にはメートルで算出します。
クラック補修などは実際に足場を組んでから、近くで見てみないと判りません。ですのである程度予測をして一式で記載します。

塗装する面積は、基礎から上の外壁総面積-窓等開口部面積=実際に塗る面積 で算出しています。
同じ仕様であっても、部分的に凹凸があるデザインパネルなどを使用している場合には、表面積も大きく増え人件費も多くかかるので、別項目にて単価で調整します。

 

・付帯部塗装

下地処理は、付帯部塗装の前に必ず必要な作業工程です。
いわば当たり前の作業なので品名欄にはいれず、摘要欄に「下地処理共」と記載しています。

同じ仕様で塗装する箇所が多い場合には、共通仕様でまとめて記載する場合もあります。

 

・諸経費

マンションや市街地などでは、下記のような諸経費が必要になることがあります。

廃材処分費 工事で発生する産業廃棄物の処理費用

近隣対策費 工事期間中の駐車スペースの移動などが必要な場合

安全対策費 通行人や住人に対する安全対策、交通誘導警備員の配置、カラーコーン設置など

飛散防止対策費 飛散防止シート貼り 不織布製カーシートの準備や設置費用

共通仮設費 仮設トイレ設置 侵入防止フェンスの設置費用等

道路使用許可申請費 申請書類作成 申請人件費 申請手数料

道路占用許可申請費 申請書類作成 占用料 申請人件費(行政書士代行費用等)

 

まとめ

外壁塗装の見積もりを見るときは、お値段の安さだけではなく、さまざまな項目に目を通す必要があります。

まずは見積書の内容に不備がないか・表記は正しいか・塗料のメーカー名の記載があるか・その材料をどのように塗るのか・下地処理などの工事項目が載っているかなど、確認しておくべき項目はたくさんありますが、最も大切なことは、詳細が分かりやすい見積もりを作ってくれる信頼できる業者と出会うことです。

弊店では、上塗り塗料の樹脂のグレードの違いだけのお見積りを数種類お渡しするだけではありません。
お客様の考えるメンテナンスサイクルや、実際に後何年くらい住み続ける計画なのかをお聞きした上で、築年数や建物の構造や特性、劣化状態など現状をキチンと把握し、次回のメンテナンス時期だけでなく、次の次まで考えたプランをご提案させていただきます。

 

外装診断やお見積りは全て無料です。
お見積り後の強引な勧誘、営業などのご連絡は一切行いません。
どうぞお気軽にお問合わせください。

 


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